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投稿日:2025年4月24日

スキルアップで狙うSAPエンジニアの高収入路線

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【コラム監修者 プロフィール】

クラウドコンサルティング代表取締役 岸仲篤史

 

新卒でSAPジャパン株式会社に入社。

SAPジャパン在籍中にCOコンサルとして従事したことで、会計コンサルの面白さに目覚め、

大和証券SMBC株式会社 投資銀行部門、新日本有限責任監査法人、アビームコンサルティングにて、

一貫して約10年間、会計金融畑のプロフェッショナルファームにてキャリアを積む。

その後、2017年クラウドコンサルティング株式会社を設立し、SAPフリーランス向けSAP free lanceJobsを運営し、コラムの監修を手掛ける。

 

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はじめに

SAPエンジニアとしてのキャリアを積み、より高収入を得るためにはどのような働き方が適しているのでしょうか。

この記事では、SAPエンジニアが会社で働くメリット・デメリット、フリーランスで働くメリット・デメリットを比較し、それぞれの働き方におけるキャリアアップの魅力を紹介します。

また、転職先の種類や年収相場、働き方を選ぶ際のポイントについても言及しています。

 

会社で働くSAPエンジニアとして、自分に適した働き方やキャリアパスを見極めることが大切です。

しかし、フリーランスとしての働き方も十分な魅力があり、多くのエンジニアが独立を検討しています。

どちらの働き方が自分に合っているのか、この記事を参考にして検討してみてください。

 

 

 

SAPエンジニアが会社で働くことのメリットとデメリット

会社で働くSAPエンジニアには、いくつかのメリットがある。

その一つは、安定した収入が得られることだ。

企業に所属することで、定期的な給与と福利厚生が受けられるため、安定した生活を送ることが可能である。

 

また、企業内でのチームワークやコミュニケーションスキルを身につけることができる。

これは、職業人としての基本的なスキルであり、SAPエンジニアにも求められる能力である。

さらに、企業によっては研修制度が整っており、自分のスキルを磨くことができる。

 

しかしながら、デメリットも存在する。例えば、企業の業務に縛られることで、自分の興味やスキルに合ったプロジェクトに参画できない場合がある。

また、働く時間や場所が制限されることが多く、柔軟な働き方が難しいこともある。

 

 

 

SAPエンジニアがフリーランスで働くことのメリットとデメリット

フリーランスのSAPエンジニアには、独立した働き方の魅力がある。

自分のスキルや経験を活かし、自由に案件を選ぶことができるため、やりがいを感じやすい。

また、働く時間や場所も自由であるため、ワークライフバランスが取りやすい。

 

さらに、単価が高いこともフリーランスのメリットである。

自分の実力に見合った報酬が得られるため、十分な収入が期待できることが多い。

 

ただし、デメリットも存在する。

例えば、収入が不安定であることが挙げられる。

案件が終わった後の次の仕事が見つからないと、収入が途切れるリスクがある。

また、自身で営業活動や顧客開拓を行わなければならないことや、税金・保険等の手続きが煩雑であることもデメリットと言える。

 

 

 

SAPエンジニアが会社でキャリアップする魅力

会社で働くSAPエンジニアがキャリアップする魅力は、スキルの幅を広げられることである。

企業には様々な業務やプロジェクトがあり、その中で自らのスキルを磨くことができる。

また、会社が提供する研修や資格取得の支援を受けることで、自分の市場価値を高めることが可能である。

 

さらに、会社内でのキャリアパスが明確な場合、自分の目標や成長を見据えた働き方ができる。

そのため、自分のキャリアを安定させることができるのが、会社で働くSAPエンジニアの魅力である。

 

 

 

SAPエンジニアの転職先の種類とキャリア

SAPエンジニアはERPシステムを導入・運用し、企業の業務プロセスを支援するIT技術者である。

転職を検討する際、異なる種類の企業にチャレンジすることでキャリアアップが期待できる。

 

例えば、SAPを利用する企業への転職では、現場の業務知識を深めることができる。

また、システムインテグレータ(SIer)やシステムエンジニアリングサービス(SES)企業で働くことにより、多様なプロジェクトを経験し、スキルを磨くことが可能だ。

 

・ SIer:プロジェクト管理やシステム開発、運用保守などの幅広い領域に携わることができる。

 

・ SES:企業のIT部門をアウトソースすることで、様々な業界のクライアントと深く関わり、知識・経験を豊富にする。

 

さらに、コンサルタントやPMO (プロジェクトマネジメントオフィス) 担当に転身することで、より高度な業務を担当し、キャリアを大きく伸ばすことができる。

フリーランスとして独立する選択肢もあり、案件選びや単価交渉が自分でできるだけでなく、働き方も柔軟に選択できる。

 

 

 

SIer、SESへの転職と年収相場

SIerやSES企業では、SAPエンジニアとしての知識と経験が高く評価され、年収もそれに応じて上昇する傾向にある。

中堅~大手SIerやSES企業では、SAPエンジニアの年収相場は500万円~800万円程度であり、経験年数や業務範囲によって変動する。

 

また、システム設計や開発、運用保守など幅広い業務に携わることができ、高い収入を得られるだけでなく、多様なプロジェクトに参画することでスキルが向上し、さらなるキャリアアップが期待できる。

 

 

 

コンサル会社への転職と年収相場

コンサルタント企業で働くSAPエンジニアは、クライアント企業に対してERPシステム導入の支援や問題解決策の提案を行う。

年収相場は、経験やスキルに応じて600万円~1000万円程度まで上昇する見込みがある。

 

コンサルタントとしての業務では、高度な知識と技術力が求められるため、大手グローバルコンサルティングファームなどではしばしば高い年収が提示される。

そのため、コンサルタント業務に取り組むことで、高い収入が得られるだけでなく、専門性を追求することができる。

 

 

 

フリーランスSAPエンジニアの魅力

フリーランスSAPエンジニアは、自分で働く時間や場所を選べる自由さが魅力である。

企業のITシステムにおいて、SAPは業務プロセスを支援するERPソフトウェアとして幅広く利用されており、その導入や運用を手掛けるフリーランスSAPエンジニアは高い需要がある。

 

また、フリーランスは案件ごとに異なる業界や企業で業務を行うため、幅広い経験と知識が身につく。

これにより、自分のキャリアを柔軟に築くことができる。

さらに、案件選びの自由があり、自分の興味やスキルに合った業務内容やクライアントとの相性も慎重に選ぶことが可能である。

 

フリーランスSAPエンジニアは、一般的に高い単価で仕事ができるのも大きな魅力であり、自分のスキルに見合った報酬を受け取れる。

さらにリモートワークが浸透している現在、自宅やカフェなど自分が最も集中できる環境での業務遂行も可能である。

 

 

 

フリーランスSAPエンジニアのメリット

フリーランスSAPエンジニアには、多くのメリットが存在する。

 

・ 自由な働き方: 自営業者として、自分で働く時間や場所を選べる。

 

・ 幅広い経験: 様々な業界や企業で働くことで、幅広い経験と知識を得られる。

 

・ 自由で柔軟なキャリア形成: 自分が希望する案件や働き方を選ぶことができる。

 

・ 高い報酬: スキルや経験が評価され、高い単価での仕事が可能。

 

・ クライアントや案件選びの自由: 自分の興味・スキルやクライアントとの相性を考慮して案件を選べる。

 

・ リモートワーク: 自宅やカフェなど、働きやすい環境での業務が可能。

 

これらのメリットから、フリーランスSAPエンジニアは非常に魅力的な職種であり、多くの人がこの道を選択している。

 

 

 

フリーランスSAPエンジニアへの転職方法

フリーランスSAPエンジニアへの転職には、以下の手順を踏むことが一般的である。

 

・SAP関連のスキルや知識の習得: SAPモジュールやABAP言語など、専門的な知識やスキルを身につけることが重要。

 

・SAP関連の資格取得: SAP認定コンサルタントなどの資格を取得し、自分のスキルを証明する。

 

・実務経験の積み重ね: ある程度の経験を持っていることが、フリーランスとしての信頼性に繋がる。

 

・フリーランス案件を探す: 案件募集サイトやエージェントを利用し、自分に適したフリーランス案件を見つける。

 

・登録や契約手続き: 案件に応募し、採用が決まったら、契約手続きを行う。

 

また、フリーランスSAPエンジニアとして働くためには、自分で税金や保険などの手続きが必要であり、個人事業主としての運営知識も身につけることが望ましい。

 

 

 

フリーランスSAPエンジニアの単価・年収相場

フリーランスSAPエンジニアは、多くの企業で求められる専門スキルを持っており、単価が高いことで知られています。

SAPエンジニアはERPシステムを導入・運用する業務を担当し、企業のITインフラを支える重要な役割を果たします。

 

フリーランスSAPエンジニアの単価は、業務内容や経験年数、スキルに応じて変動しますが、一般的には月単価が80万円〜150万円程度とされています。

ただし、これはあくまで相場であり、個人のスキルや実績によってはさらに高い単価が見込める場合があります。

 

年収相場も、単価と同様に業務内容や経験年数、スキルに応じて変動しますが、平均的な値である1000万円〜2000万円程度と言われています。

また、フリーランスとして働くことで、自分の希望する働き方を選択できる点もメリットの一つです。

 

ただし、フリーランスとして働く場合は、案件獲得のために自己PRや顧客開拓、営業活動にも力を入れる必要があります。

サポートを受けたい場合は、エージェントサービスの利用を検討しましょう。

これらのサービスは、案件紹介や交渉代行といったサポートを提供しており、規模の大小に関わらず多くのエンジニアに利用されています。

 

最後に、単価や年収を上げるためには、スキルや資格の取得を積極的に行い、幅広いプロジェクトに参画し経験を積み重ねることが重要です。

SAP HANAやABAPなどのスキルを習得し、常に自己研鑽を続けることで、市場価値を高めることができます。

 

 

 

働き方を選ぶポイント(収入、環境面)

フリーランスSAPエンジニアが働く上で重要なポイントは、収入面と環境面です。

まず、収入面では、単価・年収相場を理解し、自分に合ったレベルで営業活動を行い、案件を獲得することが重要です。

また、資格取得やスキル向上も収入アップにつながります。

 

環境面では、働く場所や時間が柔軟に選べるフリーランスの特性を活かし、自分に合った働き方を模索することです。

リモートワークを活用したり、グローバルなプロジェクトに参画することで、更に自分のキャリアを広げられることでしょう。

 

フリーランスSAPエンジニアとして自分のキャリアを築くためには、自分の強みやスキルを活かし、希望する働き方を選択できることが重要です。

この記事を参考に、自分に合った働き方を見つけ、次のアクションに進んでください。

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