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投稿日:2021年7月21日

【SAPコンサルタントは、どの転職エージェントを利用すれば転職活動を成功させることができるのか】

はじめに
 
SAPコンサルタントがコンサルティングファームへ転職する方法には、転職サイトやHPなどからの自己応募、転職エージェント経由での応募、リファーラル採用の主に3つの選択肢があります。
今回の記事では、その中でも転職エージェントを利用した転職に焦点を当てて、転職活動を進める際に気を付けるべきことを解説していきたいと思います。
 
ひとえに転職エージェントと言っても、コンサルティングファームを紹介してもらえる転職エージェントは、大手から中小まで数十社以上、もしかしたら百社程度あるため、いったいどの転職エージェントを利用すべきか迷ってしまう方もいるのではないかと思います。
 
そこで、コンサルティングファームへの転職を成功させるためには、どのように転職エージェント活用すれば、転職活動を成功させることができるのかをお伝えします。
 
どの転職エージェントを利用するかよりも、誰と転職活動を進めるのかが重要
 
まず前提としてお伝えしたいのが、どの転職エージェントを利用すべきなのかよりも、どの担当者と転職活動をするのかのほうが重要だということです。
 
転職エージェントに登録すると、ほとんどの場合は専任の担当者がつき、その担当者から転職に関するアドバイスを受けたり、求人を紹介してもらったりします。
そして、転職の成果を左右するのが、その担当者の質や相性であるということです。
 
いくら大手コンサルティングファームへの転職実績が豊富な転職エージェントであっても、自分についた担当者がSAPコンサルタントの業務内容を理解しておらず、そもそもコンサルティングファームは何をするところなのかを良くわかっていないという状態だと、一緒に活動していてもプラスになるとは思えないですよね。
 
やはり転職活動を一緒に進めるのであれば、SAPコンサルタントに関して共通言語で会話することができ、コンサルティングファームの内情に精通している人にお願いしたほうが、圧倒的に成果に繋がるのは言うまでもありません。
 
また、知識があれば良いかというとそうではなく、担当者との相性も重要です。
上から目線で高圧的な人だった場合は、いくら知識が豊富だからと言っても気持ちよく転職活動はできないですし、自分の利益を最優先にして、こちらの要望はほとんど聞いてくれないような人も避けたいですよね。
 
このように、転職エージェントを利用する場合は、どの会社に登録するのかよりも、どの担当者と転職活動をするのかが成功のポイントなのです。
 
したがって、「この人と転職活動をすれば自分にとって必ずプラスになる」と思えるような担当者に出会えるまでは、複数の転職エージェントへ登録することをお勧めします。
 
なお、同じ転職エージェント内において、担当者変更を依頼することもできますが、何度も担当者変更を繰り返していると、本当に転職活動をする気があるのかと懸念に思われてしまい、サポートの優先度も下がってしまう可能性があるので注意しましょう。
 
では、この前提をもとに、どの転職エージェントを利用すれば良いのか解説していきます。
 
網羅的にSAPコンサルタントの求人を見たいなら大手総合型がお勧め
 
大手総合型というのは、全ての業種・職種の求人を紹介できる転職エージェントです。
有名なところでは、リクルート、パーソルキャリア、マイナビなどが該当します。
 
大手総合型を利用するメリットは、やはり求人量が圧倒的に多いことです。
 
大手から中小、ベンチャーのコンサルティングファームまでの求人を網羅的に保有しているだけでなく、事業会社の求人も多数保有していることから、社内情報システム部門の求人の中でも、SAPの経験を活かして活躍できるものへ応募することも可能です。
 
したがって、特別行きたいコンサルティングファームが決まっているのではなく、SAPコンサルタントの経験を活かすことができる求人を幅広く見たいのであれば、大手総合型の転職エージェントを利用するのが良いでしょう。
 
一方で、デメリットとしては、担当者によってSAPコンサルタントおよびコンサルティングファームに対する知識が全く違う点にあります。
大手総合型にも、元コンサルティングファーム出身で、SAPコンサルタントのキャリアに精通している人も一定数いますが、担当者によってはそもそもIT企業での就業経験が無い人や、SAPのことをよく分かっていないというケースがあります。
 
まさに大手総合型では、どの担当者がつくかによって成果が大きく左右されてしまうので、面談の中でそこをよく見極める必要があります。
 
また、大手総合型の場合は、転職エージェントによってはサポート期間が定められており、一定期間を過ぎてしまうと手厚いサポートを受けられなくなってしまうので、短期集中で転職活動を行いたい方のほうが合っていると思います。
 
自分に合ったコンサルティングファームに絞って活動したいなら専門型がお勧め
 
転職エージェントの中には、特定の業界や職種に絞って転職支援をする専門型の転職エージェントがあります。当社もSAPコンサルタントの転職支援に特化しているため、専門型の転職エージェントの中に位置づけされます。
 
大手総合型と比較すると、求人の数自体は少なくなってしまうかもしれません。
しかし、何といってもコンサルティングファームに特化している転職エージェントは、コンサルティングファームへの転職ノウハウが豊富にあるだけでなく、所属するキャリアアドバイザーも元コンサルティングファーム出身者が多いため、SAPコンサルタントの業務内容にも精通しているところが特徴です。
 
各ファームの違いについても、よく理解している担当者が多いため、選択と集中により、自分が目指すキャリアに合ったコンサルティングファームに絞り、最低限の労力で効率的に活動することができます。
 
一方で、専門型を利用するデメリットは、転職エージェントによっては限られた数の求人しかない場合もあるので、その中で比較検討しなければならないということです。
 
ある程度目指すべキャリアや方向性、応募したいコンサルティングファームが決まっていれば問題ありませんが、大手から中小、ベンチャーまで様々な求人を見て決めたいと考えている方には合わない可能性があります。
 
そこで、1つのお勧めとしては、大手総合型と専門型を同時に利用してみるということです。
 
自分の意向に合わせてどちらかをメインエージェントとして、それを補完する形でもう片方を利用するのが良いでしょう。
 
例えば、専門型をメインエージェントとして、そのエージェントが保有していない求人は大手総合型から受けるというケースが考えられます。
 
ただし、複数のエージェントを同時並行で利用している場合、転職エージェントによっては、他のエージェントに成果を取られないように、内定承諾を迫るなど、営業的な動きが強くなるケースもあるので注意しましょう。
 
まとめ
 
以上のことから、大手総合型を利用するのか、専門型を利用するのか、もしくは両方を同時に利用するのかは、どういうスタンスで転職活動を進めたいかによって選択するようにしましょう。
 
そして、冒頭にもお伝えした通り、どの企業に登録するのかよりも、誰と転職活動をするのかのほうが重要です。そのことを念頭に置き、転職活動を進めていきましょう。

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