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投稿日:2022年7月15日

【SAPコンサルタントが転職成功するための必勝テクニック② ー企業研究編ー】

はじめに
 
前回の記事では、「SAPコンサルタントが転職成功するための必勝テクニック」の第一弾として、「自己分析編」をお届けさせていただきました。
転職活動においては、書類作成や面接対策以上に必要なことが自己分析であり、転職活動前に自己分析をしっかりと行うことにより、ブレない転職軸を確立することができます。
 
そして今回の記事では、「SAPコンサルタントが転職成功するための必勝テクニック」の第二弾として、自己分析の次にやるべき企業研究についてお伝えできればと思います。
 
企業研究とは、その名の通り、これから受ける企業の情報を収集することです。
とりあえず応募してみて、書類選考が通過したら本格的に企業研究をしてみるという方も少なくないと思いますが、「よく調べてみたら、自分が希望する仕事ができないので辞退します」というのは企業側にも迷惑をかけてしまいますし、手当たり次第応募しても良い転職にはなりません。
 
なので、企業へ応募する前に、一定の企業研究が必要であると考えています。
 
では、企業研究は具体的にどのように進めるべきなのかをお伝えします。
 
応募前に細部まで企業のことを知り尽くすのはお勧めしません
 
企業研究をすべきだという内容からは反してしまうように聞こえるかもしれませんが、企業研究が必要だと言えど、隅々まで調べ尽くす必要はありません。
 
転職活動をしている方の中には、何日もかけてその企業のことを調べ、企業側の人事ですらほとんど知らないとも思われるマニアックな情報まで収集している方もいますが、それだけ調べ尽くしたとしても、書類選考で不合格になってしまったら努力が水の泡になります。
 
この企業に絶対に入りたいからと思って情報収集を隈なく行っても、不合格になってしまってはそれまでに費やした時間が無駄になってしまいます。
 
転職活動は限られた時間で行うものですから、できる限り時間を有効に使いたいですよね。
 
なので、応募前に企業研究する時は、応募判断ができる最低限に留めておくことをお勧めします。細かいことは面接の逆質問で聞けば良いのです。
 
応募前に調べるべき箇所としては、会社情報や事業内容はもちろんですが、中途採用向けの採用ページを持っている企業であれば、社員インタビューや事業展望、事業の魅力などを語っているコンテンツもあると思うので、そこで最低限の情報収集をしていきましょう。
 
ただし、ホームページの情報だけでは、特に外資系コンサルティングファームは漠然とした内容が書かれていることが多く、なかなか業務をイメージできないかもしれません。
 
そこで、是非とも活用して頂きたいのが、求人票をとにかく読み込むことです。
 
企業が応募者へ伝えたいことが求人票に集約されている
 
求人票を読むのは当たり前だと思うかもしれませんが、意外と一読しただけになっていることも多いのではないでしょうか。
 
大抵の方が、転職エージェントや転職媒体で特定の求人に魅力を感じ、その後どういう会社なのかを調べてから応募すると思いますが、求人票はできることなら暗記するほどに何度も読み込んでいただきたいと思っています。
 
なぜならば、求人票は企業の人事や現場社員が、限られた文字数の中で、どう記載すれば応募者に魅力が伝わるのかを何度も議論し、何度も書き直して作成したものであり、応募を検討する方に対して伝えたいことが最も詰まっているコンテンツとも言えるのです。
 
自社の魅力は何か、この仕事の魅力は何か、他社と比較した時の優位性は何か、どういう考えを持っている人に来て欲しいと思っているのかなど、どう表現すれば伝わるのかを考え抜かれたのが求人票なのです。これを利用しない手はありません。
 
なお、転職エージェントから渡される求人の中には、求人内容が簡略化されているケースもあるので、その場合は企業のホームページなどに載せられているものと比較すると良いでしょう。
 
いずれにせよ、求人票自体がその会社、その仕事そのものを表していると言っても過言ではないと思います。
 
中途採用であっても、新卒採用ページを有効活用する
 
中途採用でその企業に入ろうと思っている方の多くが、その会社の新卒採用ページを訪れないと思いますが、実は新卒採用ページこそが、その企業を知る上で最も活用できるコンテンツである可能性が高いのです。
 
中途採用の場合は、即戦力採用な訳ですから、その業界や仕事のことについてはある程度知っているということが前提になるため、場合によって会社のこと、業界のこと、仕事のことなどが簡易的に書かれていることがよくあります。
 
しかし、新卒採用ページにおいては、まだ何も分からない学生に対して、1から丁寧に書かれていることが多いですし、特に社員インタビューや社風、1日の流れなど細部まで記載されていることもあるため、その企業のことを知るためには有効なコンテンツになります。
 
なので、ある程度情報収集ができた後で構わないので、一度新卒採用ページを訪れてみることで、新たな発見があるかもしれません。
 
最新のニュースリリースをチェックする
 
ここまででも十分な情報が揃っていると思いますが、もし余力があれば、その会社のニュース記事などをチェックしてみても良いでしょう。
 
最新のニュース記事を調査することで、その企業がどういう方向へ舵を取ろうとしているのかが見えてきますし、場合によっては最新のニュースを知っていることが面接フェーズにおいてもアピールになることもあります。
 
例えば、ベンチャーキャピタルから数億円の資金を調達したというニュースであれば、今後大きな事業転換を迎えたり、新たな事業を仕掛けていく可能性がありますよね。
 
また、海外の企業をM&Aした、業務提携をしたというニュースであれば、もしかしたら今後グローバル化が加速するかもしれません。
 
ホームページや求人票からは、今後の事業展望が見えづらいので、将来のことを知りたいのであれば、最新のニュースを確認しておきましょう。
 
まとめ:それでも分からないことは逆質問で確認する
 
今回の記事では、「SAPコンサルタントが転職成功するための必勝テクニック」の第二弾として、「企業研究編」をお届けしました。
 
企業研究でのポイントは、次の4点です。
 
・企業研究は必要最低限で問題ない
・求人票に応募者へ伝えたい内容が集約されている
・中途採用であっても、新卒採用ページを有効活用する
・最新のニュースリリースをチェックする
 
これだけでも企業へ応募するかを判断するには十分ですが、調べれば調べるほど、例えば残業時間や中途社員の割合、どんな人と一緒に働くのかなど、気になることが次々と出てきてしまうかもしれません。
 
しかし、これだけ調べても出てこないのであれば、これ以上時間を割いても仕方ありません。そこは、面接内の逆質問の時間を利用して確認するようにしましょう。
 
 
◆SAPコンサルタントが転職成功するための必勝テクニック① ー自己分析編ー◆
https://jobchange.free-sap-consultant.com/column/2022/06/27/433/

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